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★月のウサギ


ウサギが登場する童謡を思い出してみました。
それは子供の頃に持っていたレコードで聞いたのか
通っていた幼稚園で習ったのかどうか定かではないのですが

♪うさぎうさぎ なに見てはねる
 十五夜お月さん 見てはねる・・・

という歌です。PCのモニターの前で口ずさんでみました。
ちょっとだけ気持ちが和みました。

日本では月面の黒い影をウサギに見立てていますね。
韓国でも同じだそうです。西洋では老婦人の横顔に見立てて
いるそうです。
ウサギは日本固有の生き物ではなく中国から伝来してきたもの
と考えられています。そしてそのルーツをさらにさかのぼって
いくとインドではないかという説があります。
紀元前三世紀のインドの説話(仏教説話)の中に「月のうさぎ」
に関する最古の伝説が残されています。

「むかしむかしお腹を空かせた旅の老人が森にやってきた。
 森の動物たちは空腹の老人をもてなすために食べ物を持ってきた。
 木登りが得意なサルは木の実を持ってきました。
 狩りが得意なキツネは魚や鳥を持ってきました。
 しかしウサギは何も持ってくることが出来ませんでした。
 『私は何もしてあげられません。せめて私を食べてください!』
 こう叫んで、焚き火の中にその身を投じてしまいました。
 すると老人は本来の姿であった神様に姿を変えて
 ウサギを胸に抱きしめて天に昇っていきました。
 そしてウサギは月の宮殿で暮らすようになりました。」

十五夜はまだまだ先なのですが、今夜にでも夜空を見上げて
みようかな。月の宮殿でお餅をついているウサギが見えるかも。

                                  (by S)

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★ウェディングベア


新郎新婦への贈り物を何にしようかと迷った時には
としてウェディングベアをチョイスするのもいいかもしれません。
出席した結婚式でお色直しのために席を外した花嫁さんの
代わりにウェデイングドレスを着たテディベアが座っていました。
最近ではイヌやウサギなどのカップルになったぬいぐるみも
ありますが、主流はやはりベアでしょう。

それではなぜ、ベアを結婚式に贈るのかということになるのですが
「ベア」という言葉自体に「子供を出産する」「つらい事に耐える」
「思う方向に向かう」、あるいは「花をつける」「実を結ぶ」といった
意味があるからだそうです。
それにクマは動物の世界では母性の象徴として捉えられていますし、
家族をとても大切にすることも知られています。
テディベアのほんわかとしたたたずまいが、式に出席している人達を
より幸せな気分にさせるのかもしれませんね。


                                  (by S)

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★森の忍者・ムササビくん


ムササビくんは齧歯類(げっしるい)です。
齧歯類の仲間にはネズミやリスなどがいます。

ムササビくんは基本的には草食です。
でも昆虫も食べます。
木の葉や木の実を食べるといっても、地面に落ちている
ものは食べません。
それと真冬の森でヤマツバキの花を食べているところが
観察されたことがあるそうです。

ムササビくんの目はわずかな月や星のあかりでも
よく見えて、暗い森の中を飛び回るのに好都合です。
もちろん夜行性で、昼間は巣穴の中で眠っています。

ムササビくんはグライダーのように滑空します。
前足と後足の間にある皮膜を使います。
普通は20〜30mぐらいの滑空距離で条件さえそろえば
200m近く飛ぶことが出来ます。
それに太くて長いしっぽでバランスを保ちながら、皮膜の
角度を調節して方向転換も可能です。
同じようにして上昇下降も可能です。
狭い樹木と樹木の間をすり抜けて飛ぶことも出来ます。
でも、飛ぶために体つきが発達していったために
地面を歩くのはとても苦手になってしまいました。

ムササビくんの名前の由来は、諸説あるみたいですが
「身が細い」→「身細びぃ(みささびぃ)」が有力だそうです。
「晩に飛ぶ鳥」の意味で「バンドリ」と呼ぶ地方もあります。

ムササビくんも珍しい動物になってきました。
森林の伐採により巣穴を作る大きな木が少なくなってきています。
ムササビくんが安心して暮らすことの出来る森が
守られていけばいいですね。


                                  (by S)

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