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★木斛館の名前の由来
 木斛館と書いて、もっこくかんと読みます。
 「もっこく」とは樹木の名前です。
 木斛(もっこく)はツバキ科の常緑広葉樹で、日本では
 千葉県以西の暖地の海岸近い森に自生するといわれます。
 葉に光沢があり、樹形も整っているため、庭園樹として
 多く植えられています。緻密で重い木材がとれ、家具や
 工芸品、クシなどを作ったり、樹皮からは茶色の染料が
 採取されるのです。古の昔から、創作や手工芸などにも
 深くかかわってきた樹でもあるのです。
 実は、木斛館ギャラリー前庭にもこの「もっこく」の樹
 がシンボルツリーとして植えられています。

 樹木としての生長は遅いのですが、年齢を経るにつれて
 枝をはり、葉を茂らせ次第に風格を増していくそうです。
 それにあやかり私たちも、ゆっくりでもいいから前進し
 ていきたいという願いをこめ「森の木斛館」と名づけて
 みました。

                                  (by Y)
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★サバネコってどんな猫

 イラストを描いてくれている鯖猫さん。
 さて、この名前の由来である「サバネコ=鯖猫」とは
 どんな猫なのでしょう。
 それは、一般にはお魚のサバのように、銀青色でサバ
 縞と呼ばれるだんだらジマの模様がある猫さんのこと
 です。道を歩いていると、見掛けたこと、あるでしょ
 うか?また、青みを帯びた毛色の猫を、この鯖猫も含
 め、青猫(せいびょう)と呼ぶそうです。アビシニアン
 や、アメリカンショートヘアなどもこの青猫の一種と
 言えるでしょう。

                                  (by Y)
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★バティック(ジャワ更紗)について

 ジャワ島が主な産地なので、ジャワ更紗とも呼ばれます。
 この布をインドネシア語でBatik(バティック)と呼びます。
 その起源ははっきりとしませんが、
 17〜18世紀にはジャワ島中部や北部海岸で作られていました。
 18世紀後半にはヨーロッパに伝わり、
 20世紀半ばにロウケツ染めの総称としてバティックと呼ばれる
 ようになったそうです。

 バティックは、木綿または絹の生地を使い、
 染色しないところをミツロウで伏せていくことであの図柄や色分け
 が生まれます。
 多色染めにはロウ置き→染色→ロウの除去を丁寧に根気よく繰り返します。

 染料には古くはソガ、藍、アカネなどの天然染料でしたが、
 20世紀に入ってからは多彩な色合いの表現の追求のため化学染料
 も使われるようになってきたそうです。

                                  (by S)
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★テディベアのルーツ<アメリカ合衆国編>

 1902年、アメリカ南部ミシシッピー州で争いがおきました。
 その争いをおさめるために第26代アメリカ合衆国大統領ル
 ーズベルトがやってきました。
 そして余興としてクマ狩りが開かれることになりました。
 でも、いくら野山を駆けまわってもクマは見つかりません
 でした。
 ついには大統領は1頭も仕留めることが出来ませんでした。
 そこで、大統領の面目を潰さないようにと支持者たちが
 子グマをつかまえて木にしばりつけ、大統領に銃で撃つよ
 うに勧めました。
 しかし大統領は、スポーツマンシップに反するとしてこれ
 を断固拒否したのです。
 このエピソードが、1902年11月16日の「ワシントン・ポス
 ト」紙の政治漫画に掲載され評判を呼びました。

 この漫画を見てニューヨークで駄菓子屋を営んでいたモリ
 ス・ミットムはクマのぬいぐるみを作り、それに大統領の
 ニックネームである"テディ"をつけ、"テディベア"と名付
 けたら素敵だと思ったのそうです。
 さっそく大統領に手紙を書き、名前を使うことを了承して
 もらいました。これがテディベアのはじまりと言われてい
 ます。名前の由来となったルーズベルト自身も、テディベ
 アを気に入り、狩猟者や漁師の格好をした、小さなテディ
 ベアをホワイトハウスに飾っていたと言われています。

                                  (by S)
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★テディベアのルーツ<ドイツ編>

 テディベアのルーツのクマのぬいぐるみは世界的に有名な
 ドイツのテディベアメーカー「シュタイフ社」で1902年に企画
 され1903年に誕生しました。
 その記念すべき第1作品は、手足が自由に動き本物のくまの
 毛皮を使用したぬいぐるみだったそうです。
 これがアメリカのバイヤーの目にとまり、アメリカで販売し
 たところ、あっという間に世界中で大ヒットすることになった
 とのことです。
 テディベアの発祥は約100年前の、アメリカとドイツで
 ほぼ同時期に生まれたということができ、厳密な意味でどちら
 が元祖かというのは、明確には誰にもわからないようです。
 ただ、諸説はありますが、ドイツ生まれのアメリカ育ちとい
 う考えが一般的なようです。
 少なくとも「テディ」という名前になった由来はアメリカの
 フランクリン・ルーズベルト大統領であることだけは、ほぼ
 間違いないといえるようです。

                                  (by S)
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★ビーズ(beads)の起源

 ビーズという語の起源は、アングロサクソン語の「 biddan=”祈る”」
 「bede=”祈る人”」という語から来ています。
 英語でも、beadといえば、ビーズ、じゅず玉、南京玉、ロザリオ
 (=rosary)、首飾りといった意味を表し、「I told my beads.」といえば、
 じゅずを指先でたどりながら祈りを捧げることを言います。
 また、「I counted may beads.」でも同様の意味で、祈りを捧げることを
 言います。
 「count」というのは、ご存じのようにカウント=数えると言うことです。
 なぜ、「私はビーズを数えた」という表現が「私は祈りを捧げた」という
 意味になるかというと、古来、ビーズは祈りの回数を数えるためのものと
 して使われており、一回祈りを捧げるごとに胸に掛けたり、手に持った
 じゅずやロザリオの玉を一つ下へおろす習慣があったからです。

 祈りの回数を、玉でもって数えるという風習は、キリスト教だけでなく、
 神道や仏教やその他の宗教にも散見されると言われています。
 日本でも、じゅずは、ごく一般的に使われていますし、装飾品ではありま
 せんが祈りの回数を数えるために使われている「玉」としては、丸く磨か
 れた御影石などでつくられたいわゆる「お百度石」などの例がありますよね。
 なにしろ、ビーズの起源というのはとても古く、4万年以上前の遺跡出土品
 にすらみられるという意見もあり、キリスト教や仏教などが存在するより
 ずっと以前から、護符や祈祷、祭祀、呪術などのためのものとして、あるい
 は権力や富、階級を表す装飾品として使われていたという奥深い歴史があり
 ます。

 今、ブームになっているビーズですが、その起源はとても古くとても崇高な
 意味合いを伴ったものだったのですね。

                                  (by Y)
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★飾り結び

 飾り結びの技術は世界中にありそれぞれに歴史をもっています。
 日本ではとくに装飾性を重視した飾り結びが非常に発達しました。
 主に貴族生活の中で使われ、装束や調度・仏具などを飾るさまざまな
 結び方が生まれました。
 その結び目には神が宿るといわれ結びのあるものを持っていると魔除け
 になるといわれています。
 中国ではその応用範囲は広く、宮廷の備品から民間の日用品にまで
 使われていました。

 中国や日本など東アジアに伝わる飾り結びを生かしたアクセサリー作りが、
 若い女性を中心に人気を集めているそうです。
 伝統的な結びがかえって新鮮に映るのかもしれませんね。

                                  (by S)
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★ちりめん細工

 ちりめんは細やかな「しぼ(シワ)」のある優しい手触りの絹織物で、
 江戸時代から現代に至るまで日本の着物の材料として愛好されています。
 ちりめん細工とはちりめんの端切れを縫い合わせて、
 季節の花、鳥、果物、人形などを作ります。
 大きさは手のひらにのるほどのものが多く、
 さらに大切なものを納める袋にもなっているものもあり、
 部屋の彩りとして飾ってもよし、普段の生活の中で使ってもよしの細工物です。

 江戸時代の後半に当時の裕福な家の女性達の間から生まれ、
 何代もの女性の手で縫い継がれていくうちにその完成度を高めていきました。
 ちりめん細工とは、物を大切にする心や、手先の器用さを身につける手芸
 なのだそうです。
 まさに、日本の女性が生み出した小さな可愛い芸術作品といえるでしょう。

                                  (by S)
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番外編『僕があみぐるみについて思ったこと』

 あみぐるみを手にとって撫でてみたりすると何故だか懐かしい気持ちに
 包まれてしまうのは僕だけでしょうか。
 毛糸という素材の持つ温かい感触がそうさせているのは
 確かなことで、僕自身の思い出に毛糸にまつわるものが
 あったりして、なおさらなのである。
 幼い頃、よく母が編み機で
 家族のセーターやチョッキを作っていた。
 そのかたわらで僕はよく落書き帳に
 お絵かきをしていたりしていた。
 母はあみぐるみは作ってはいなかったが、
 たくさん僕のセーターやチョッキを編んでくれた。
 ペンギンの柄のワインレッドのセーターを今でもおぼえている。

 あみぐるみ。
 型紙をもとにして、縫い合わせた布で作られている
 ぬいぐるみより作家の個性や技術がはっきりと分かるような気がする。
 少しおおげさにいえば、
 その作家のあたたかい気持ちも分かるような気がするのだ。
 いきなり毛糸の玉から形を作っていくわけだから、
 ひとつひとつの顔や体が違ってくるのは当然だし、
 粗い編み目も味になるんだと思う。
 いい意味でのアバウトさがいいのかな。
 あみぐるみはぬいぐるみの中のひとつのジャンルだと認識しているし、
 布製と毛糸製で細かく分類し、
 どちらが可愛いと講釈するのも無意味なもんで、
 布製でも毛糸製でも可愛くてほんわか気分になれればいいのですよ。

 あみぐるみの持つ郷愁。
 どんな色の組み合わせでも、僕のこの感覚は変わらないみたいです。
 子供の時分に常にそばにあみぐるみが
 いてくれていたわけではないのだけど、
 手触りが安心させてくれるのでしょうか。
 昔の型のストーブでほんのり温まった
 母の編んでくれたあのセーターの表面を
 そっと撫でて、無意識に愛情を確認しているようなものでしょうか。

                                  (by S)
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しろうさぎの目が赤いのはどうして?

 動物の目の色が黒や茶色に見えるのは、
 瞳のまわりの虹彩という部分に茶色や黒色の色素があるからです。

 それではどうして、しろうさぎの目は赤いのでしょう。
 当たり前なのだけど、うさぎにはたくさんの種類がいて、
 そのうち目が赤いのはハクショク種やヒマラヤン種などの
 白い体をしたうさぎだけなのです。
 これらの種類のうさぎは色素を持っていないため、
 体色はもちろん、目のまわりにも色がありません。
 そのために目の奥に流れている沢山の血管が透けて見えるのです。
 しろうさぎの目が赤く見えるのは、こういう体の特徴からだったのですね。

 いつも泣きべそをかいているからだとか、と
 小さい頃に何かの物語で読んだような気もするけれど
 生物学的見地から見たら、こういうことだったのですね。

                                   (by S)
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セトラー・ベアーズ社について

 森の木斛館で取り扱っているテディベア達は
 オーストラリア生まれなのですよ。
 1991年にゼーン&ジョアン・ブラーシュ夫妻によって
 設立されたセトラー・ベアーズ社で製作されています。
 その歴史は他社と比べて10数年と浅いのですが、
 テディベアデザイナー・ジョアン&ルィーズ姉妹が創作する
 愛くるしい表情と可愛い刺繍を施したオリジナルテディベア達は
 多くのファンに支持されているそうです。

 僕が木斛館にセトラー・ベアーズ社製のベアを
 置かせていただこうと思ったのは、やはり手触りでしょうね。
 ほんとにだっこしたり手の中でふにょふにょしたりしたら
 気持ちいいんだなぁ〜これが。
 表情もかわいいし、着ている服もロマンチックだしね。

 テディベアのどの子にも名前がついているのですが、
 これは家族の一員として手元に置いてあげて欲しいという
 デザイナーの思いなのだそうです。

 テディベアを買ってくださるお客様が決まって
 いざ配送ということになると、子供を送り出す親のような
 さみしい気持ちになります。
 それだけどの子も愛らしいというわけなのです。
 新しいおうちに行っても、可愛がっていただけると思うし
 お客様がテディベアをだっこしたりして
 優しい気持ちになれたり、癒されたりされるのならば
 それはそれでとても嬉しいことなのです。

 これからもセトラー・ベアーズ社のテディベアや
 木斛館オリジナルのぬいぐるみ・あみぐるみを
 よろしくおねがいします。


                                  (by S)
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うさぎの耳はなぜ長いの?


 うさぎの長い耳は集音器の役割をしています。
 わたしたち人間が音が聞こえにくいときに、掌を耳に当てることがあります。
 音を集める面積が大きいほど、よく聞こえるわけで
 草食で広い野原に生息するうさぎは、おのれの身を守るために
 敵の気配を敏感に察知しないといけないので、長い耳を持っているのです。

 その他に自動車の機関でいうラジエターの役割もしています。
 うさぎはほとんど汗をかかない動物なので、
 耳の表面から熱を逃がすことで上手に体温調節をしているのです。
 耳の中の毛細血管を風に当てて冷やし体温の上昇を抑えるということです。

 前々回は「白うさぎの目はどうして赤いの?」で
 今回は「うさぎの耳はなぜ長いの?」という、うさぎの体の仕組みに
 ついてまた書いてしまいました。
 次回は「うさぎのしっぽはなぜ丸い?」にしてみようかなぁ。
 しっぽが丸いのに理由があるのかどうか。
 案外、あっさりとしたなんでもない理由なのかも。

                                  (by S)
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淡水真珠と本真珠


 虹色の光沢を持つ美しい真珠は、古来から、人魚の涙あるいは
 月のしずくから生まれたという伝説をはじめとして、たいへん
 高価な宝石として尊ばれてきました。

 真珠というのは、真珠母貝の中に入り込んだあるいは人工的に
 挿入された「核」に真珠母貝から分泌される真珠層が何層にも
 取り囲むことで形成されます。
 真珠層は、入り込んだ異物である「核」によって自身の生身が
 傷つかないように、なめらかに真珠層で取り囲んで異物から
 身を守るのです。

 真珠母貝には、アコヤガイ、イケチョウガイ、クロチョウガイ
 シロチョウガイ、アワビの仲間の貝類、コンク貝、マベ貝など
 様々な種類があります。
 一般に「本真珠」と呼ばれているのは、アコヤガイを母貝と
 するものです。日本では南紀や九州などで多く生産されてい
 ます。
 また、南洋産の黒真珠はクロチョウガイを母貝とするもので、
 熱帯性気候を好むため、タヒチなど南太平洋の島々で産出し
 ます。
 多くの真珠母貝が海洋性なのですが、いわゆる淡水真珠は、
 イケチョウガイ類を母貝とし、湖沼で育てられています。
 日本では霞ヶ浦や琵琶湖、中国でも大変多く育てられており
 近年、大変高い人気を博しています。

                                 (by Y)
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★ホシガラス、カササギ、ルリカケス


 ホシガラス、カササギ、ルリカケスは、いずれも実際に存在する鳥の
 名前で、ぜんぶカラスと同じ仲間なんですよ。
 といっても、現物を見ないとイメージがわからないでしょうから、
 特別にご協力をいただいて、以下のサイト様から画像資料を提供して
 いただきました。ご協力下さったみなさま、ありがとうございました。


 ◆ホシガラス http://homepage3.nifty.com/gifu-bird/digisco.htm
  出展:日本野鳥の会・岐阜県支部
  (※NO.10の画像がホシガラスです。)  
    HP「日本野鳥の会・岐阜県支部」(管理:大塚氏)
    http://homepage3.nifty.com/gifu-bird/ 


 ◆カササギ http://hphp.web.infoseek.co.jp/b/image/ka/kasasagi/
  撮影 保坂氏  
    HP「保坂パーソナルホームページ」
    http://www.hi-ho.ne.jp/hosaka/


 ◆ルリカケス http://musashi22.cool.ne.jp/bird/amami/040403rurikakesu.htm
  撮影 Keiko氏   
    HP「花調べ」  
    http://www2s.biglobe.ne.jp/~sirabe/TOP.htm


 いずれもスズメ目カラス科に属し、ホシガラスの体長は約34.0cm
 ルリカケスは約38.0cmとカラスより小振りのハトぐらいの大きさの鳥
 カササギは約45.0cmとカラスよりやや小さめですが翼を広げると
 およそ57.0cmもあり、優雅なその姿は日本の和歌にも数多く詠まれて
 います。鵲(カササギ)は牽牛織女の七夕伝説で、織姫と彦星のために
 天の河に翼を広げて橋をかけた鳥であることから、「かささぎの渡せる
 橋」は和歌の中で、遠く隔てた恋人同士を結ぶ橋の象徴として使われて
 いました。  
 また、ホシガラスは、俳句歳時記では夏の季語に数えられています。

 もうひとつのエピソード、「ルリカケス」は、1995年の奄美自然保護の
 権利訴訟で「動物が人間を訴えた!?」と報道され、注目を集めた
 主人公(?)の一員であることをご存じですか?この裁判では、
 アマミノクロウサギやアマミヤマシギ、ルリカケス、オオトラツグミが
 原告とともに、ゴルフ場建設に反対して、訴状の原告欄に名を連ねて
 いるのですよ。

  
                                          (by S&Y)

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★クマさんこぼればなし


 季節が冬になれば野生のクマは穴倉に入って冬眠すると
 いうことが一般的に知られております。
 しかし厳正に調べてみたらこの行動は冬眠ではなく冬ごもり
 と定義されています。冬眠と冬ごもりの相違点はその活発度
 です。主に冬眠は爬虫類(ヘビやトカゲ等)や両生類(カエルや
 サンショウウオ等)や一部の哺乳類が行いますが、それは新陳
 代が極めて不活発で仮死に近い状態と言えます。
 冬ごもりは冬の寒さを避けるために穴倉に閉じこもることです。
 変温動物である爬虫類は気温が下がると自身の体温も下がり、
 活動が出来なくなります。恒温動物であるクマは体温が一定して
 しかし冬場は食料が乏しいし体力を消耗しないように静かに
 巣の中で過ごします。つまりエネルギー節約が目的です。

 寒い地方の動物園にいるクマは冬ごもりはしません。
 冬ごもりの条件に冬に備えて秋に大量に食料を摂取して厚い
 皮下脂肪を蓄えるということがあります。
 しかし一年中食料の心配がない動物園では脂肪を蓄える必要が
 ないわけです。

  
                                       (by S)

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★森について思いめぐらせてみたこと


 僕達の住んでいる地球において森は非常に重要な役割を持っています。
 このことは常識的に見ても当たり前のことなのですが、僕自身が再認識
 するために敢えて文章に残しておこうと思いました。

 森を形成している植物は日光を浴びて光合成をし酸素を作ります。
 地面に落ちた葉は地中の虫に分解され、豊かな土壌を作ります。
 張り巡らされた根は洪水等の災害を防いでくれます。
 木の実はさまざまな小動物の食料となります。
 こういう連鎖が一部分でも崩れはじめると、森の持つ機能は狂い始めます。
 多かれ少なかれ僕達人間の生活にも影響が及んできます。
 酸性雨とか大洪水とか大気汚染とか特定の動物の異常繁殖とか色々とね。

 人間が1年かけて森を砂漠化させたとしたら、元のような状態に戻すのに
 1000年はかかるといわれています。
 自然を大切にと口では簡単に言ってしまいますが、具体的に僕個人単位で
 何が出来るのだろうと考えるのも大切なことだと思いました。

  
                                           (by S)

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